セミオーダーギター図面のやり取りと注意事項について
図面データーの注意事項
- ギター製作依頼書を提出後によるインレイやヘッド形状またはギターパーツ等の変更は出来ません。
当工房ではお客様が作成したヘッド図面やインレイ図面等の修正や補正はいたしませんのでご注意下さい。
- お客様からお預かりした図面データーからCADまたはCAMに変換した時に形状に不具合が生じる場合があります。
この場合は大変申し訳ありませんが、インレイやヘッド形状の変更は出来ませんのでギターを製作することが出来ません。
- 印刷した用紙は、折り曲げたりしないでCD-RまたはUSBメモリーと一緒に郵送または配送して下さい。
配送料金または郵送料金はお客様負担となります。
- 指板インレイの描き方は指板インレイとフレッティング寸法表フレッティング位置をご覧下さい。
ギター専用のヘッド図面の描き方はヘッド図面をご覧下さい。
- 作成した図面は他のレイヤー線と重なったり、2重線等あるいは印刷した図面の線が複数重なったり、形状が把握出来ない場合には、再度郵送または配送していただく場合がございます。
- 3D CADの複雑なデザイン形状や他社製品に類似するデザインの場合には製作が出来ない場合がございます。
- 特許製品、意匠や商法登録(ロゴやデザイン)または既製品に類似する製品(一部除く)は、製作することは出来ません。
パーツ寸法のお願い事
- 使用したことが無いブリッジやピックアップを図面に作成することは出来ません。
ブリッジの寸法やピックアップの寸法は図面作成のために必要です。
お客様には大変お手数ですが、ブリッジ、ピックアップ、ペグの製造販売会社または輸入代理店等にブリッジ取付け時におけるブリッジのスケールラインと各サイズの寸法、ピックアップの寸法等の依頼をして下さい。
届いた各寸法図面を当工房までメールで送信して下さい。
あるいはお客様がパーツ割引を選択している場合、ブリッジ、ピックアップ、ペグを当工房まで送って下さい。この部品を元にスケールラインとブリッジ取付け位置およびピックアップザクリのCADまたはCAM図面を当工房側で作成いたしますが、捨て板に試し彫りをして一度ブリッジやペグ等を取付けますので極僅かに木屑や傷が付着することがありますがご了承下さい。
製図のやり取りについて
- お客様が作成した図面用紙をスキャンしてCADでトレーシングし指板形状やインレイ形状等を作成してCAMに変換します。
- CADからCAMに変換してシュミレーション後の加工をWordに貼り付け電子メールで内容を送信しますので形状の確認をお願いします。CAMによる画像は、ボディ、指板、ヘッド、インレイのみとなります。
- CAM画像によるギターボディラインの形状が判らなかったり、手に取って確認したい場合は試作品のボディ形状を作成いたしますが別途木材のみ別途料金が発生しますのでご注意下さい。
- 細かい修正部分がある場合にはお客様には大変お手数ですが、お客様が作成した図面をコピーして当工房よりA3サイズ用紙でお客様宛に図面を郵送いたしますので図面の内容を確認して下さい。
図面確認後図面の修正箇所を赤のボールペンで新しい位置を罫書いて下さい。
修正した図面を1ヶ月以内に当工房まで配送または郵送して下さい。
※郵送料金または配送料金はお客様が負担するものといたします。
- お客様から届いた図面を確認し万が一演奏上に支障が発生する場合にはお客様宛にメールにて説明をいたします。
- 新たに修正箇所が無い場合には、ギター製作に掛かります。
CAD図面のやり取りについて
- お客様からお預かりしたCD-RまたはUSBメモリーの図面データーのインレイ形状とヘッド形状の修正はいたしません。
お客様が作成したヘッド図面、インレイ図面をCAMに変換してGコード生成プログラムを作成します。
CAMはCNCルーターで製造された時の内容と実際に加工される形状となりますので、シュミレーション画像をワードソフトにに貼り付けてお客様宛にメールで送信いたします。
ただしインレイは細かいのでCAM画像がぼやける場合があります。この場合はCADでの図面内容となります。
- ワードソフトに貼り付けたギター形状のCAM画面内容を確認していただいた後、変更する部分がありましたら当工房までメールにて連絡をして下さい。
図面変更についての注意事項
- お客様がギター製作依頼書の同意書を当工房提出後にギターの形状の変更やギターパーツ等の変更は出来ません。
ただしギター製作依頼書提出後にお客様が作成したイラストレーター、2D CAD、3D CADでの図面データーの不備や当工房が把握不能な図面箇所(インレイ、彫刻等)が原因で図面データーの修正が必要な箇所が万が一発覚した場合、当工房はお客様宛に電子メールで図面データーの修正のお知らせをいたしますので、お客様は電子メールの到着日から60日以内に図面の修正や補正をして下さい。
その際に発生する図面修正によるギター加工の遅延と社会的損害(金銭、時間等)に対しては保証対象外となります。
- 万が一お客様が修正する図面データーの修正に60日以上日数が掛かる場合には、お客様は当工房に対して電子メールで理由を説明するとともに図面修正に掛かる日数を明確に示して下さい。
また電子メールで示した図面修正に掛かる日数は変更出来ませんのでご注意下さい。
- お客様が新しく修正した図面データーやギター図面用紙を当工房宛へ発送する前にお客様は当工房宛に電子メールでCD-RまたはUSBメモリーあるいはギター図面用紙を発送することを事前に通知して下さい。
- 図面修正中にギターのインレイ形状の図案変更は出来ません。
万が一図面修正後にヘッド形状やインレイ形状を大幅に修正した場合には形状の変更による通以下料金とCAMの変更料金が発生しますのでご注意下さい。