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セミオーダーギター図面の描き方と注意事項について

ヘッドデザイン画の描き方と注意事項

製図板での描き方はヘッド図面をご参考にして下さい。
※ヘッド図面はギター専用です。ベースヘッド図面はもう暫くお待ち下さい。

注意事項
  • A4サイズの大きさで1:1サイズの大きさでヘッド側を描いて下さい。
  • ヘッドを描く時には必ずナット本体のサイズ(6弦ギターの場合には42mmが平均値です。)、ペグ穴の位置「中心線(十字ライン)」、指板厚、1フレットのネックグリップの厚さ(指板厚も含めた厚さ/1フレットの厚さが21mmの場合12フレットの厚さが23mmになります。)が必要です。
  • 角度付きのギターのヘッドを描く時は、側面図が必要です。
    なお角度付きはのヘッド角度は10度から14度まで可能です。
  • ヘッドの外周ラインを描く場合には、二重線や薄い外周ライン等にならない様にハッキリ描いて下さい。
  • 指板やヘッドに複雑なオリジナルインレイを入れる場合には、CAD、イラストレーターにインレイ用の図面データーが必要になります。
  • お客様が作成した図面をCADに取込んでトレーシングいたしますが、トレーシングはお客様が作成した図面の線をなぞるようにCADで作成します。
    しかしながら図面をトレーシングした線は極僅かにズレが生じますのでご了承下さい。
  • オリジナルギターヘッドを描くサイズは縦210×幅100mmまでとさせて頂きます。
    オリジナルベースヘッドを描くサイズは縦210×幅100mmまでとさせて頂きます。
    また参考図面から描いたヘッド形状の大きさや外形(サイズが大きいと演奏中にヘッドが傾くことがあります。)、ペグ位置により弦やナットあるいはヘッド角度等による弦の荷重やペグ取付け不可能な場合にはお客様にメールにてお知らせいたします。              
  • お客様がイラストレーター、CADまたは図面用紙に描いたヘッド形状の大きさや外形、ペグ位置により弦やナットあるいはヘッド角度等による弦の荷重やペグ取付け不可能な位置等の不備が発生した場合は、お客様に電子メールにてお知らせいたします。
    オリジナルヘッド形状または指板やヘッドのインレイは必ずお客様側で修正をして下さい。
     
  • 指板やヘッドにインレイを描く場合にはハッキリとした線で描き、指板全体にインレイを入れる場合には、別途A2用紙に1:1サイズで描き、フレット位置毎にインレイを入れる場合はA3用紙にインレイを1:1サイズで描いて下さい。
    複雑なインレイの場合にはイラストレーター、CADでの図面作成が必要となり、複雑なインレイは当工房では行なっていませんので外注となります。
    またヘッドにはロゴが入りますのでインレイの位置には気を付けて下さい。

CAD図面の描き方について

  • 指板インレイの描き方は指板インレイフレッティング寸法表フレッティング位置をご覧下さい。
  • ギター専用のヘッド図面の描き方はヘッド図面をご覧下さい。
    ヘッド図面はギター専用です。ベースヘッド図面はもう暫くお待ち下さい。
  • セミオーダーギターの場合はインレイ形状とヘッド形状のみの図面が必要となりますが、PDFファイルが万が一PDFで見れない場合には参考図面Vintage Strat tipesをご覧下さい。
    Vintage Strat tipesの図面の中には、センターラインやエルボーカットライン(エルボーカットラインは間違えて描いていますのでご注意下さい。)等は点線で描いていますが、実際には一本の線で描いて下さい。
    また注意事項に記載している1フレットまたは12フレットのグリップの厚さ等が抜けていますが参考図面として捉えてください。


    イラストレーターやCAD図面はmmサイズで1:1サイズの大きさで図面を作成して下さい。
    イラストレーターで作成されるお客様は、ボディ形状をセンターを中心に左右毎にボディ形状を分けないで作成して下さい。
    またセンターラインのズレや図面のラインが途切れていたり等が目立ちますので注意しながら図面を作成して下さい。
    CADで作成した図面またはイラストレーターで作成した図面ファイルを開いた時に、図面の寸法が縮小されていたり、拡大されていたりしますので、DXFで保存する時は寸法に注意しながら保存して下さい。

CAD・イラストレーター使用時の注意事項について

  • 1:CADまたはイラストレーターで作成するボディとヘッドには必ずセンターラインを書き、線が途切れないように1本の線でを書いて下さい。
    なおイラストレーターやCADで描く場合には、図面が動かないように設定(機能が付いている場合)して製図を作成して下さい。
  • 2:ネックポケット形状STタイプ(ネックエンドRタイプ)/TEタイプ(ネックエンド直線タイプ)の2種類から選択が可能です。必要な場合はSTタイプまたはTEタイプにするかを必ず記載して下さい。
  • 3:インレイ形状を描く場合には、フレット数(1フレット、12フレット、最終フレットのみ必要)、ナット幅(6弦の場合42mmが平均)、指板エンド幅(6弦の場合56mmが平均)が必要になります。
    必ずレイヤー線同士が重なったりしないようにラインをハッキリ書いて下さい。
  • 5:ヘッド形状にはスケールライン(1Fライン)、ペグ穴、ナット幅を描いて下さい。
  • 8:ヘッドには必ず当工房のロゴが入りますのでインレイの位置にご注意下さい。
  • 9:お客様が作成したギターボディ形状の外周ラインやヘッド形状の外周ラインは、当工房では修正や補正はいたしません。当工房で修正する箇所はピックアップ、コントロール位置、ブリッジ等とさせて頂きます。
  • 10:寸法等の文字が文字化けする場合がございますので、必ずヘッドの縦幅、横幅やナット幅等の寸法を記載した図面用紙と記載していない図面用紙は印刷してください。

図面データーの注意事項について

  • 同意書提出後によるギター本体の外周形状またはヘッド形状またはギターパーツ等の変更は出来ません。
    当工房ではペグ位置、ブリッジ、ピックアップ等の図面データーのみ修正しますが、ギター形状、インレイ、彫刻等の修正や補正はいたしませんのでご注意下さい。
  • 当工房ではインレイ作成はCo2レーザーは使用していません。
    インレイ作成においてピン角作成で申し込んだ場合、ピン角されたインレイが欠けたりしますのでは製作することが出来ませんのでご注意下さい。
    3mmのビットで作成しますので角は1.5mmで作成し丸みを持たせて作成して下さい。
  • イラストレーター、2D CADで申込む場合には、別途コピー用紙にお客様が作成した1:1サイズのヘッド正面図、側面図を印刷した用紙が必要となります。
    ヘッドはA4サイズの用紙で印刷して下さい。
  • 印刷した用紙は、折り曲げたりしないでCD-RまたはUSBメモリーと一緒に郵送または配送して下さい。
    配送料金または郵送料金はお客様負担となります。
  • 作成した図面は他のレイヤー線と重なったり、2重線等あるいは印刷した図面の線が複数重なったり、形状が把握出来ない場合には、再郵送または配送していただく場合がございます。
    この場合の郵送料または配送料はお客様負担となります。
  • お客様からお預かりした図面データーからCADまたはCAMに変換した時に形状に不具合が生じる場合があります。
    この場合は大変申し訳ありませんが、インレイやヘッド形状の変更は出来ませんのでギターを製作することが出来ません。
  • 3D CADの複雑なデザイン形状や他社製品に類似するデザインの場合には製作が出来ない場合がございます。
  • 特許製品、意匠や商法登録(ロゴやデザイン)または既製品に類似する製品(一部除く)は、製作することは出来ません。

パーツの寸法のお願い事について

  • 使用したことが無いブリッジやピックアップを図面に作成することは出来ません。
    ブリッジの寸法やピックアップの寸法は図面作成のために必要です。
    お客様には大変お手数ですが、ブリッジ、ピックアップ、ペグの製造販売会社または輸入代理店等にブリッジ取付け時におけるブリッジのスケールラインと各サイズの寸法、ピックアップの寸法等の依頼をして下さい。
    届いた各寸法図面を当工房までメールで送信して下さい。
    あるいはお客様がパーツ割引を選択している場合にはブリッジ、ピックアップ、ペグを当工房まで送って下さい。
    この部品を元にスケールラインとブリッジ取付け位置およびピックアップザクリのCADまたはCAM図面を当工房側で作成いたしますが、捨て板に試し彫りをして一度ブリッジやペグ等を取付けますので極僅かに木屑や傷が付着することがありますがご了承下さい。 

お問い合わせ先

内容がわかり難い、質問をしたい等はメールでお問い合わせ下さい。
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