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テンプレート使用時の注意事項Notes Template 

  • アクリル板テンプレートまたは木製テンプレートを使用してピックアップが入らなかったり、お客様が予想した寸法と異なったり、ルーターテーブルやバンドソー等を使用した場合において万が一お客様に怪我が発生した場合にはギター製作をするお客様ご自身の自己責任となります。
  • バンドソーやルータービット等を使用する際には、長髪(髪の毛を短くして下さい。)や手袋、長袖等は使用しないでください。服や髪が巻き込まれることがありますので大変危険です。
  • テンプレートを使用してピックアップ等を加工する場合、15mm厚前後の捨て板に試し掘りをし、ピックアップ等を入れて事前に確認して下さい。 
  • ブリッジの場合には10mm〜50mm厚ぐらいの捨て板にセンターラインとスケールラインを引いてスタッド穴あけ(フロイドローズのようなスタッドがある場合にはスタッドの穴あけが先となります。)や試し彫り等をし、スタッドやブリッジを捨て板に入れてスケールラインやスタッドの位置確認をして下さい。
  • アクリル板テンプレートのセンターラインが彫りこんでいる面に両面テープを貼り付けて下さい。
    この時両面テープが重なったり空気が入らないようにテンプレート側に貼り付け、シャープペンで罫書いたボディ本体またはネック本体のセンターラインにアクリル板テンプレートに加工したセンターライン側を合わせてテンプレートを木材に貼り付けて下さい。
    またアクリル板の上部から手で押さえつけアクリル板が手やルーター等で動かないか必ず確認して下さい。
  • テンプレートは、お客様がより加工しやすいように内容(寸法、外径、内径等)を変更することがあります。
  • 必ずネック本体が完成した後、ボディ本体を加工してください。
    【スケールラインがズレてる可能性があるため】
  • ルーターやトリマーを使用する際には必ずルータービットに取付いているベアリングやルータービットがコレットナット等で確実に固定されているか必ず確認してください。
    ルーター本体の動作中による回転刃に指や物を入れたりしないで下さい。
    ルーターやトリマーのルータービットを交換する前は必ず電源プラグをコンセントから抜いてルータービットを交換して下さい。                                          
  • 一部のテンプレートを除き必ず安定したテーブルの上に加工する部材をクランプで固定してルーターで加工して下さい。
  • テンプレートには2種類(一部除く)ございます。
    ルーターテンプレートガイドに添ってテンプレート内部を動かすタイプ
    ベヤリングガイド付きストレートビットを使用してテンプレートに添って部材を動かすタイプ
    の2種類がございます。
  • テンプレートは3mm厚のアクリル板または10mm厚前後の木材を使用して製作いたします。
    そのためテンプレートガイドは3mm以下に加工しなければなりません。
    テンプレートガイドとルータビットとの隙間によって削った時に寸法が異なりますので必ずお客様自身で寸法を計測してからテンプレートをご注文をして下さい。
    ルーター本体のルーターテンプレートガイド16・ルータービット12mmとの隙間は2mm、トリマー本体のテンプレートガイド10・ルータービット6mmとの隙間は2mm(ピックガードを加工する時のビット径等は異なることがあります。)となります。
    そのため本製品の一般的なテンプレートは実際に加工されるサイズよりも2mm大きく加工(ネック加工の一部商品は除く)してあります。
                                           
    テンプレートガイドの削り方についてはテンプレートガイドの削り方を読んで下さい。           
  • 一部のブリッジ(ウィルキンソンやシンクロトレモロ等)の加工をする時にボディ材を貫通させなければなりません。
    そのためルータービットは12mm径で50mm以上の刃の長さが必要な場合がありますが、テンプレートガイドに厚みがあると削る事が困難となる場合があります。              
  • ギターの製作にはハイス鋼の3つ目ドリルが必ず必要となります。
    お客様が必要ならばハイス鋼3つ目ドリルの販売(1.0〜0.1mm単位で販売いたします。)をいたします。
    詳しい内容は3つ目ドリル販売をご覧下さい。
  • ブリッジ寸法やピックアップ寸法表等は付属いたしません。
  • ネック本体のヘッド部分の箇所は意匠やデザイン等の関係上製造しておりません。
    ヘッド部分は製作をするお客様のオリジナル製作となります。 
  • 42mm・56mmとはナット部分が42mm、ネックエンドが56mmとなります。
    ネックテンプレートをご使用する際にはルーターテーブルとベヤリングガイド付きストレートビット等が必要となります。
    ネック本体のサイド方向にネックテンプレートを両面テープで貼り付ける場合には、ルーターテーブルとベヤリングガイドストレートビットのご使用はしないで、ネック本体のサイド部分のみペンで罫書いて下さい。
  • ボディテンプレート、ネックテンプレート、ピックガードテンプレート、コントロールキャビティーテンプレートをご使用する際にはルーターテーブルとルーター本体またはトリマー本体に取付けたベヤリングガイド付きストレートビットまたはフラッシュトリムビットは上側に刃が出ていますので、部材を手でゆっくり動かして慎重に加工して下さい。
    回転しているルータービットに手を近付けないで下さい。大変危険です。
  • 以下の事例の場合には巧く加工はできません。
  • ボディ本体やネック本体の表裏や側面にシャープペンや鉛筆等で罫書きが無い場合。
  • テンプレートの位置が異なったりセンターラインの位置がズレていた場合
  • ボディ本体やネック本体にテンプレートを貼り付けた時に両面テープの量が少なかった場合やテンプレートが動かないか確かめなかった場合。
  • ルーターを動かす速度が早い場合やルータービットまたはエンドミルの刃が加工する時の位置より刃が出ている場合には音が変わります。
    その際木材が欠けたり、割れたり、木が焼けたり等いたします。
  • ルータービットやエンドミルの刃が古かったり、錆びていたり、落としたり、欠けていたり、ヤニが着いているビットは使用しないで下さい。
    ヤニがビットに付着している場合、加工時の寸法が狂いますので必ずヤニ取りクリーナー等でヤニを取ってください。また床に落としたり欠けたビットやエンドミルは木材が欠けたり割れるだけでなく刃が欠けている場合には加工中に細かい刃が欠けて飛んでくる恐れがあります。
    またルータービット使用後は必ず機械油で散布し、軽く布で拭いてルータービットのケースに保管して下さい。
  • 上記の注意事項は必ずお客様に守っていただきます。
    お客様自身でギターを製作出来無い場合や注意事項を守れない場合にはテンプレートを購入しないで下さい