・ローストウッズはより明確な音質と広がりのある鳴りを持っています。
・木材の経年変化の影響が受け難いため常に安定性のある木材となります。
・温度、湿度変化への耐性があるため日本の経年変化による急激な湿度、温度でも安定性があります。
・セルロースの安定性があるため経年変化による木材含水率による木材内部の減少で寸法が異なることはありません。
・飛行機での気圧においても安定した安定性があるため外部からの影響を受け難い性質があります。
・剛性・強度および木材の整合性が無い化学物質で維持され、吸湿性セルロースを密閉することにより外部からの湿度の動きや反りに抵抗が働き加工された寸法位置が変更することはありません。
・木材の含水率が低く、糖類、樹脂が0%のため経年変化による木材収縮がありません。ただし経年変化による弦が接触する指板の減りは別である。
・ Roasting処理されることにより木材の微細構造は自然な経年変化で何百年も経過したような木材変化となり、さらにRoastedwoodは剛性を維持しながら密度が軽減(含水率、樹液等)していることで音の振動が早く、音質が改良され何十年も経過したヴィンテージギターのような鳴りのある音質になります。
・ 低含水率で処理加工されているためヴィンテージギターのような木材となります。
・有害な化学的処理を含んでいないため安全にお客様へ提供できます。
・ドロップトップ等の木材を湾曲させる工法は、木材が曲がり難いため製作することが大変難しいのが難点だが、一般的な弦楽器木材に比べて湿度や温度または木材の反り等に強いため、ネックの製造過程において(通常は木材を少しづつ削っていく過程で木材の反りやネジレ等が発生するため1次加工、2次加工・・・と期間を開けて加工することにより、木材の反りやネジレ等は極最小限となる。)
通常の製作期間よりも短く製作できる。
・ローストウッドは特殊な処理工程をされているため曲げ難いため、ドロップトップ等の曲げ工程はやり難い。
・ローストウッドは木材が硬いため、加工中に木材がチップしやすい。
・一般的な木材に比べCNCルーターの加工速度を遅くして加工するため時間や日数が掛かる。
・木材の品種が少ない。
・輸入品のため木材コストが高い。
・真空にして短期間で木材を乾燥してため木材内部の油分が無くなることで、少しの衝撃で木材が割れやすく、欠け易くなる。特に角度付きのネック材はヘッド折れに注意が必要である。
・ブリッジのスタッドを入れる時に木材が割れたり、欠けたりすることがある。
・ネジを閉める時やネジを外す時に木材が割れたり、欠けたりすることがある。
・木材乾燥バランスが悪いので木材によってバラツキがありますので、日本の高温多湿の気候により特にネック材が修正出来ない反りやネジレ等が発生することがある。
・特に指板材をRoastedwoodにしている場合でのフレット交換する場合は、フレットをハンマーで打つのではなく、フレットプレス機を使用してフレットを入れないと指板面が欠けたり割れたりします。フレットプレスを使用しても指板が欠けることがあるので注意が必要。
・木材乾燥バランスが悪いのでフレット交換時に指板からフレットを取外す時に7割から8割にかけてフレット溝周辺の指板欠けが大きく発生することがある。
・ネックやボディ本体に塗装をしないと演奏期間にもよりますがローステッドウッドのナチュラル指板やナチュラルネックを使用した場合、経年変化で弦によって指板面に薄めの痕が付いたり、汗や手油によってネックが汚れます。
・Roasted woodで製作したTemperament指板は一度別指板にフレットを入れてから本製品指板にフレットを取り付けますが、Roasted
wood指板は欠けたり、割れたりすることがある。
・日本の高温多湿の気候にはRoasted woodは不慣れなのでギターが製作された場合でも季節毎または環境の変化による温度、湿度等の影響によりトラスロッド調整が必要となる場合がありますので、トラスロッド調整が出来ない人はRoasted
woodには手を出さないほうが無難です。
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