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ギター製造工程表Guitar Manufacture process chart

ボディ編

一般的なストラトタイプのオリジナルを製造した場合の大まかな日数と工程表となります。
詳しくは下記のフローをご覧ください。

  1. お客様からギター製作依頼同意書提出後に製造加工費を振り込んでいただいた後、作業開始となります。
  2. お客様から注文を受けたギターの外周、ピックアップザクリ等をCADで製作いたします。(平均2週間前後ですが、型の形状が複雑な場合には日数が掛かります。)
  3. CADからCAMに移行したデーターをGコードで生成し、形状をWordに貼り付けてお客様に内容を確認していただきます。(平均入金から3−4週間後)
  4. オーダーメードギターやセミオーダーギターのお客様のみスタイロフォームまたは木材で加工(試作品製作を詳しく読んで下さい。)した後、加工したボディをお客様宛に配送いたします。
    必ず加工した本体の確認をして下さい。
    配送料金、段ボール代、電気代、木材はお客様負担となります。
  5. 試作品形状の確認後にお客様から「本製作のギターの加工をして下さい。」と電子メールに記載の文章を確認した後、ボディ材とネック材等の加工をいたします。
  6. ネック本体が出来上がった時点で、ボディ本体のネックポケットにネック本体を嵌合してからスケールラインが正しい位置に定まっているかを確認し、ブリッジの加工をします。
  7. ボディ本体とネック本体をサンドペーパーで生地調整をした後、塗装工程に入ります。(塗装はラッカー、ポリウレタンの成分の違いにより、日数が異なります。)
  8. 塗装終了後、乾燥期間を設けます。(特にラッカーの場合には、塗膜が柔らかい為、最低でも2〜3週間期間をおきます。)乾燥後、コントロールキャビィティーの塗膜を削り、水研ぎ、バフ掛けいたします。
  9. バフ掛け終了後、ある程度の硬化期間を設けます。(バフ掛け終了後にはボディ全体に熱が残り柔らかくなっているため。)塗装面の硬化後にコントロールキャビィティーの塗膜を削り銅製の導電塗料を頒布いたします。
  10. 残りはネック編をご覧下さい。

ネック編

一般的なストラトタイプのオリジナルのネックを製造した場合の大まかな日数と工程表となります。
詳しくは下記のフローをご覧ください。

  1. お客様からギター製作依頼同意書提出後に製造加工費を振り込んでいただいた後、作業開始となります。
  2. ヘッドの型やインレイ等をCADで作成いたします。                (平均2週間ですが、複雑な場合には時間が掛かります。)
  3. CADからCAMに移行したデーターをGコードで生成し、形状をWordに貼り付けてお客様にヘッド形状とネックグリップ形状の内容を確認していただきます。       (平均入金から3−4週間後)
  4. オーダーメードギターやモニターギター等のお客様のみ木材で加工(試作品製作を詳しく読んで下さい。)した後、加工したネックグリップ、ヘッドをお客様宛に配送いたします。
    必ず加工した本体の確認をして下さい。
    配送料金、段ボール代、電気代、木材はお客様負担となります。
  5. お客様から「本製作のギターの加工をして下さい。」と電子メールに記載の文章を確認した後、ボディ材とネック材等の加工をいたします。
  6. CNC Routerでトラスロッド溝、ネックグリップ、指板加工等を成形いたします。
    (木材を少しづつ削っていく過程で木材の反りやネジレ等が発生するため1次加工、2次加工・・・と期間を開けて加工することにより、木材の反りやネジレ等は極最小限となります。)
  7. ネックに指板材を接着後、1週間程度期間をおき、指板面のトラスロッド調整、指板面のすり合わせ後、フレットプレスでフレットを指板に押し込みます。
  8. フレットすり合わせ、フレットの丸め加工、フレットサイドの加工をし最後にバフでフレットを磨きます。
  9. ネックグリップを専用のゲージで確かめながらお客様一本一本にあったネックの太さとサイズに丸めて削ります。
    削り終わった後は、材の狂いを出させるために約2週間から4週間程度の期間を設けます。
  10. ボディ本体にネック本体のパーツを一度取り付け、テンションすり合わせをした後、ネック本体、ボディ本体に不備がないか最終確認をいたします。
  11. 不備が無い場合には、パーツを全て取外し、フレット部分を再度バフで磨きます。
  12. ネック本体、ボディ本体の生地調整をした後、塗装工程に入ります。
  13. 塗装終了後、水研ぎ、バフ掛け終了後ある程度の硬化期間を設けます。(バフ掛け終了後にはギター全体に熱が残り柔らかくなっているため。)
  14. ボディ本体にネック、各パーツを取付けて、弦を張り、再度ネックジグでフレット全体が平行が出ているか確認し、調整が必要な場合には、再度すり合わせいたします。
  15. その他の調整が終わり、2週間後にもう一度調整をした後、お客様のお手元に配送させていただきます。

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