商品名　ナットスロッティングゲージガード販売

お客様が別途購入する商品について　　　（必ず既読して下さい。）　　　　　　　　

• ネック台座、450ｍｍや600ｍｍのスチールゲージ等、ナットスロッティングゲージ、別途隙間ゲージ（フィラーゲージ）、ナット溝切りヤスリ、指板確認用Ｒゲージ、マスキングテープ、ナット溝切り位置確認用定規、ナット溝切り位置確認用定規が無い場合はJIS規格の１５０ｍｍ定規を購入する必要があります。
  万が一バリがあった場合は金属平ヤスリやダイヤモンド平ヤスリも必要（１００円ショップで購入可能）です。
• ナットスロッティングゲージのコの字型の金属は約7２ｍｍ幅となりますので100ｍｍ以上の隙間ゲージ（推奨）が必要ですが88ｍｍ−90ｍｍの長さの隙間ゲージでも可能です。
  ただしゲージの長さが足りないと指板Ｒがきつい指板には対応出来ない可能性があります。
  理想としては100mm以上の２５枚入りの隙間ゲージ（別サイズ同士）を２個と個別で販売されている0.01ｍｍ単位の隙間ゲージがあればより細かい調整が可能です。

保証期間について

Anazawa Guitars製造販売のジグの保証期間は３ヶ月間とさせていただきます。
当工房側による緩衝材や梱包の不具合や初期不良品による各ジグ製品の破損については当工房が責任をもって各ジグ製品を再製作補償いたしますが、補償を受ける場合は必ず梱包の封を開ける時または初期不良箇所をビデオ撮影による内容が無い場合は各ジグの再製作保証は一切ありません。
また各ジグ製品の再製作補償は無償でいたしますが金品による補償は一切ありません。
※保証・保守サービスを受ける場合には、各同意書の内容をよく読んだ上でお申し込み下さい。

ナットスロッティングゲージガードの金額について

• ６弦、７弦、8弦までのギター・4弦、5弦、6弦ベースまでの加工はおおよそ可能ですが、ネックグリップ厚の太いタイプやボリュートがナット方向に出っ張っている場合等には対応していませんのでご注意下さい。
  12,000円（税別）

ナットスロッティングベースの使用方法について

• ナット周辺の両端部分や指板の上面等の塗装面をカッター等で切り（塗装面の割れ防止）ます。
• ギブソンタイプの場合は、ナットにあて木をあてて、ナットがぐらつくまでプラスチックハンマーで叩きます。力加減をしないとヘッドが破損することがあるので注意が必要です。
  喰い切りやエンドニッパー等を使用してナットにウエス等の素材を被せて前後にナットをゆっくり上方向に揺らしながらナット溝からナット本体を取外します。
  エンドニッパーや食い切りを使用する時に力を入れすぎていたり指板と工具とが接触している場合は、指板の一部も取れてしまうことがあるので注意が必要です。
  それでも駄目な場合はナットにあて木をあててプラスチックハンマーで軽く叩き、もう一度喰い切りやエンドニッパー等を使用してナットを取外します。
  
  注意事項
  最終手段としてナットの中央に鋸でナット材を切って出来るだけ深い位置で切ってしまう方法が良いが、かなり擦ろうとでは難しいのでこの方法をやる場合はYoutube等の動画を参考後にご自身でやるかやらないかを決めてほしい。
  なおギブソンでのギターのナット固定に使用される接着剤は多く付着しており、ナットが取り難くなっていますので無理に取外さないで下さい。
  無理に取外したはずみでヘッド折れやナット溝底面の木材が大量に剥がれてしまった等となる可能性もありますのでご注意下さい。ナットの取り外し方法はYoutubeを参考にして下さい。
• ナット溝の底面や側面に接着している接着剤を平ヤスリ等でナット底面のR面や平面を崩さないように慎重に取除きます。
• 新しいナットをナット溝に嵌め込み指板の高さと側面をシャーペンで書き込みます。
• 指板の高さを基準にしてナットの１弦側で約２ｍｍ、６弦側で約3ｍｍの位置に印をつけ、弦や指板のＲを測定するＲゲージとシャーペンを使用して線を罫書き（例えば指板が２５４Rの場合は記したナット位置も254Rですが、円錐指板の場合は１Fが若干Rが異なりますので注意が必要）、そしてナット側面もペンで指板に沿って罫書き余分な部分を小型サンダー（機械）やサンドペーパー等で削ります。
  
  注意事項
  1；ナットの両側面は直線ではありませんのでナット側面はヘッド側とフレット側にも必ずシャーペン等で罫書いて下さい。
  2；例えばナット溝の長さが４２ｍｍ、幅3.2ｍｍだとし、ナットの素材の長さ42.5ｍｍ、幅3.3ｍｍだとします。
  ナットの素材をナット溝の長さと幅にピッタリのサイズに納めなければなりません。
  この場合400番程度（ナットの削る用が多い場合は１５０番−4００番までのサンドペーパー）で表面を削りますが、素人では平行にナットの表面を削ることが難しいのでナットサンダーと云うジグがAmazonで販売されています。
  ナットサンダーを使用しない場合は、アルミ板に両面テープでナット材を貼付け、平面加工された手に持ちやすい長方形の木材に３Mから販売されているスティキットの空研ぎペーパーを木材に貼付けて力を入れずに小さい幅でナットを削るとうまくいきます。たまにナット材の計測、掃除、ナット溝にナットを取付けて確認しながら行なうと案外うまくいきます。
  これらの加工方法は一般的に知られている加工方法ですがナットの削り過ぎには充分注意して下さい。
• ナットの表面を削ったら次にナット側面とナット表裏のサンドペーパーの傷が消えるまでウエス等にコンパウンドを付けてナットを磨きます。
  
  注意事項
  １，ナット溝にナットを取付けてからナット上面を削るのでコンパウンド磨きはありません。
  ２，コンパウンドで磨いた後にナット材がナット溝に取付けた時に極僅かに隙間が出来ると予測出来る場合やナット溝にナット材がピッタリでコンパウンドの加工は中止したいと思った場合は、ナット溝にナット材を接着剤で固定した後にナット材全体も加工後にコンパウンドで磨くことも可能ですので、この時に絶対にコンパウンドで磨く必要はありません。
• ジェル用の瞬間接着剤でナット溝の両端、真中の３か所に付けナットをナット溝に入れた時にナット両側面と指板の両側面の位置が合うように出来るだけ早く修正したら指でナットを２０秒くらい上から指で押さえます。
  
  注意事項
  ジェル用の瞬間接着剤を指で薄く塗ると両端の脇から瞬間接着剤がはみ出たりし難いので瞬間接着剤を薄く塗るとうまくいきやすくなります。また木工用の液体瞬間接着剤でもナットの固定に問題はありませんがナット位置修正が出来ませんのでご注意下さい。
• ナット周辺をマスキングテープで貼りナット専用の弦溝定規を使用して弦溝を罫書き、ナットファイルで１弦用のナット溝切ヤスリで各弦を切ります。ナット専用の弦溝定規が無い場合はJIS規格の１５０ｍｍゲージで線を付けて下さい。
  弦溝の幅については例えば４２ｍｍのナットの場合の１弦のクリアランスを3ｍｍ（2.5ｍｍー3ｍｍ）、６弦のクリアランスを４ｍｍ（3-4ｍｍ）とすると残りの数値は35ｍｍとなります。これを５等分にするので２弦から５弦までの長さは7ｍｍとなります。
• １弦用のナット溝切ヤスリで付けた位置に合わせながら各弦のゲージのナット溝切ヤスリである程度の深さまで切ります。
  これを各弦毎のナット溝切ヤスリで6弦から１弦まで順番にナット溝切ヤスリで弦溝をある程度の深さまで切ります。
  ※ナット溝切ヤスリでナット溝を掘る時は削り過ぎると弦がフレットビビり音となますので、ナット溝切ヤスリでの加工は慎重に行って下さい。
• 指板エンド側の弦高調整（平均２�oくらい）、ブリッジのR調整等を行なった後、弦を張りチューニングを行ないます。
  全ての弦を張り終えたら一度４５０ｍｍや６００ｍｍのストレート定規（ギターのサイズによりゲージサイズは異なります。）またはデジタルストレートゲージでネックが反っていないかを確認し、ネックが反っていたら弦を緩めトラスロッド調整をして下さい。
  弦を外さないとトラスロッド調整が出来ないギターもありますので安価な弦と調整後に張り替える弦を別途購入することをお勧めいたします。
• 正確なチューニングをしたらデジタルナットスロッティングゲージで測定し隙間ゲージの厚さ設定を紙に書きます。
  そして弦を緩めてからナット溝から弦を外し（ペグから弦を外さないように。）ます。
  弦はマスキングテープやマジックテープ等でまとめておくと便利です。
  ※デジタルナットスロッテイングゲージの使用方法と隙間ゲージの厚み設定方法はナットスロッティングベースを読んで下さい。
• ナットスロッティングゲージガード本体を手で押さえながら設定した数値の隙間ゲージをスロッティングナットゲージガードの両端の溝に入れ、ノブボルトを回して指板のＲ形状と隙間ゲージとのR形状が同じになったら６弦側から順に弦毎のナット溝切りヤスリで溝を削り、隙間ゲージにナット溝切ヤスリが接触したら終了します。
  隙間ゲージは弦毎に厚みが異なりますので、その都度隙間ゲージを交換する必要があります。
  
  注意事項
  1、ボリュート対策でナット台の側面の一部を加工しています。
  写真に示すように加工した方をヘッド側にして下さい。
  2、ノブを締めすぎると隙間ゲージが指板から浮き指板Ｒと同じＲになりませんので注意して下さい。
  3、一部のペグがロック式の場合は弦を外さないと加工出来ません。またロック式ペグではない場合は弦をネックグリップ側にマジックテープ等でまとめておくと加工後にナットに弦を嵌めることが可能となります。　
• その他の弦溝も同じように隙間ゲージを交換して各弦専用のナット溝切ヤスリで削ります。
• ナット溝切りヤスリでナット溝を削り終わったらもう一度弦を張り、ストレートゲージを使用してのネック調整、指板エンドの弦高調整、ブリッジのR調整等をした後にチューニングをし、演奏後に弦の高さ、音のビビり等を確かめ、弦高が高い場合はもう一度ナットスロッティングゲージで測定し同じように確認し繰り返します。
  万が一弦がビビる場合はナット交換することをお勧めいたします。
• なおサンダーやヤスリで削ったナット上面は若干ナットが高いのでトレモロレスの場合は、弦が2/3くらい埋まるくらいの高さ、トレモロブリッジの場合は弦がすっぽり埋まる高さ、ベースの場合は1/2くらい埋まる高さが目安ですので、ナット上面をサンドペーパーで削り、コンパウンドで艶だし等をすることになりますのでご注意下さい。

注意事項について（身体機能のダメージ等も含まれますので必ず既読して下さい。）

• ※ノブボルトを締めすぎると指板から隙間ゲージが浮いて正確な高さ位置までナット溝を削ることは出来ませんのでご注意下さい。
• ※ナットスロッティングゲージガードの一部素材は硬質木材で反り難い素材ですが、あくまでも木材ですので落したり、ぶつけたり等した場合は破損する可能性がありますのでご注意下さい。　　　　　　　　　　　　　　
• ※ナットスロッティングゲージガードを使用しての７弦、８弦ギターまたは４弦、５弦、６弦ギターのナット溝を加工することは可能ですがネックの厚みやネック幅が広いタイプのギターの場合には対応していませんのでご注意下さい。
• ※ナットスロッティングゲージガードを注文した場合は、隙間ゲージの長さサイズは１００ｍｍ以上をお客様自身で揃えていただくこととなりますのでご注意下さい。
• ※製作期間2週間前後ですが、金属加工、ナット台等は全てハンドメイドとなりますので製造上による傷や塗装欠け等があります。製品の傷や塗装欠け等を望まない場合は購入しないで下さい。
• ※ボリュートがナット側に出っ張っている場合は、ナットスロッティングゲージガードは使用出来ませんのでご注意下さい。多少の出っ張りには対応していますが完全ではありません。
• 金属金具の代用で特殊な木材を組合わせて製作したナットスロッティングゲージガードの販売となり、特殊木材で加工製作をしていますがビットの影響で木材の一部欠けやビットの痕跡等が付いていますが使用には問題はありません。なお木材の保護のためオイルフィニッシュで塗装をしてあります。
• ※木材をコの字型のジグを製作していますが、木材にはビットによる凹凸の傷、穴を開けた時のバリを取るためのサンドペーパーの傷等があります。
  また木材には木材保護の観点からオイルフィニッシュで保護していますが白化防止のために半年または１年に一度木材をオイルフィニッシュ塗装して下さい。
• 商品による身体に係わる注意事項１
  完成品でナットスロッティングゲージガードを販売していますが、万が一コの字型の木材が変形（湿度、温度の条件を保っていれば変形はありません。）し、コの字型の金属に木材がすれて削れてしまった場合は、すぐにマスクをして削れた木材を掃除機で吸い取り、万が一皮膚に触れてしまった場合はすぐに付着した箇所を洗って下さい。
  微小の木材の削りカスですが、ラバコールという物質が人によってはうるしに触れた時のようなアレルギーを発症（発疹・かゆみ等）したり、塵肺機能に障害を持っている人が木材の粉塵を吸い込んだりするとアレルギー症状や塵肺機能障害を引き起こす場合があります。
  この場合はすぐにナットスロッティングゲージガードの使用を中止し、当工房までメールで連絡をして下さい。配送料は修理費用は有料となりますがコの字型の木材を修理いたしますのでご安心下さい。　　　　　　
• 商品による身体に係わる注意事項２
  コの字型の木材は事前にタッククロスで埃の吸着とスプレーで埃を吹き飛ばしてからオイルフィニッシュ塗装までしていますので素手で持つことは可能です。
  しかしながら紫外線による木材の白化防止とアレルギー体質の人は半年に一度はオイルフィニッシュ塗装して下さい。当工房ではワトコオイルのナチュラルを使用しています。
  なおオイルフィニッシュ塗装で使用した布は説明書に記載の通りに処理して下さい。
• 商品による身体に係わる注意事項３
  木材にオイルフィニッシュ塗装を塗ればアレルギーは発症しないといわれていますが、オイルフィニッシュ塗装で使用した布にはラバコールが含まれますので絶対に素手で触れないように注意し、オイルフィニッシュ塗装が乾燥するまで素手で触れないで下さい。
  
• 商品による身体に係わる注意事項４
  健康体であってもラバコールによるアレルギーを持っている場合がありますので、不安な人は商品を購入する前に病院に行ってパッチテスト等の検査をして下さい。
  この場合による検査費用や病院費用等はお客様側での負担となりますのでご注意下さい。
• 商品による身体に係わる注意事項５
  当工房では身体に関わる注意喚起を記載しました。
  しかしながら注意事項を読まないで購入した場合や注意事項を読んでいてもアレルギーの病気や塵肺機能の病気を持っていた場合でも、当工房側は購入したお客様の体の病気はわかりませんのでアレルギーの発症や塵肺機能の低下等は購入したお客様のの責任となりますので万が一アレルギーの発症や塵肺機能障害等を引き起こした場合による身体的損害 による病院費用や社会的損害（金銭、時間等）等は保証対象外となります。
• 特殊な木材は金属と同様に反り、歪み等が発生し難い素材となります。
  ただし急激な湿度、温度には注意が必要で衝撃により割れ、欠け等が発生し易い素材ですが、使用方法、保存方法で対応年数は異なります。
  
  
  保管方法の目安
  湿度は２０％を超えない場所で温度は３０度（出来れば２５度くらいの場所）は超えない所で保管して下さい。
• ネック台には約1�o前後厚のフェルトが接着してありますが、フェルトにノブボルトを締めた時の圧力の分散とネックグリップに傷等を付けさせ難くさせるのが特徴となり、横方向やネジレ等の摩耗には弱いのでネック方向の取付けには注意が必要です。
  また経年変化により汚れや一部剥がれが出ることがありますのでご注意下さい。
• ネック台は木材で製作されていますのでオイルフィニッシュとマイカパウダーで塗装していますが、コの字型の木材のネジの固定の収縮等によってオイルフィニッシュ塗装の剥がれが発生する場合があります。
• ネック台座の中に丸形ナットがネジ専用の永久接着剤でボルトに固定されていますが、万が一経年変化によって丸形ナットが外れた場合はボルトと丸形ナットの接着剤を剥がしてから永久接着剤でもう一度固定して下さい。
• 金属金具の上部２箇所の先端や一部金属部分は面取りがされていませんので、指を切ったり、製品を落して足を怪我しないように注意しながらご使用下さい。なお怪我につきましては当工房は責任を取りませんのでご使用には充分ご注意下さい。なお万が一バリがあった場合には大変お手数ですが、金属ヤスリ等で削って下さい。
• 指を切ったり、製品を落して足を怪我する場合があり、さらに金属金具の一部側面には凹凸やサンドペーパー等の傷もありますので、怪我、アレルギーの発症、塵肺機能の低下、製品全体に傷や凹凸等があることを承知で購入されるお客様のみ製品を購入して下さい。
• 金属フレームは鋳鉄で製造されているため製造上の都合により一部素材には凹凸の傷、穴を開けた時のバリを取るためのサンドペーパーの傷があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
• 錆防止のためのユニクロメッキと薄い塗装がしてありますが、塗装面はアセトン、塗装剥がし液、サンドペーパー、隙間ゲージとの接触等で簡単に剥がれますのでご注意下さい。
• 金属の上部２箇所先端や一部金属部分は面取りがされていませんので、指を切ったり、製品を落して足を怪我しないように注意しながらご使用下さい。
  なお怪我につきましては当工房は責任を取りませんのでご使用には充分ご注意下さい。なお万が一バリがあった場合には大変お手数ですが、金属ヤスリ等で削って下さい。
• 指を切ったり、製品を落しての足を怪我、万が一指板から隙間ゲージが浮いてしまったりする場合がありますので、これらの想定されることを承知で購入されるお客様のみ製品を購入して下さい。
• ナットスロッティングゲージガード購入後のお客様の使用環境や保管方法等またはお客様のご自身の病気等については当工房では把握出来ません。そのため如何なる災害事故（人身事故、災害事故等）及び社会的な損害（金銭、時間等）に対しては保証対象外となります。