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ナットスロッティングベースorijinal guitar JIG item 

商品名 ナットスロッティングベース販売

ナットスロッティングベースの商品イメージ


掲載写真は当工房が自作し木材で試作品として製作したナットスロッティングベースです。

お客様が別途購入する商品について (アルミで製作したジグ/必ず既読して下さい。)           

  • 本商品は本体またはデジタルゲージ付のジグ販売となり、アルミで製作する場合はオーダージグとなります。
  • ダイヤルゲージを揃える場合
    8mm軸デジタルダイヤルゲージ(単位0.01mm、測定幅12.7mmまたは10mm、フラット測定子を含め軸の長さ42mm前後)、フラット測定子、ネック台座、簡易手袋(塗装用等の簡易手袋)を別途お客様自身で購入する必要があります。
    その他便利アイテムとしてナットスロッティングゲージガードを持っていると弦高調整がしやすくなります。
    ナットスロッティングベースの高さが約42oとなりますので、ダイヤルゲージの全体の軸の長さと測定子を合わせた40o以上の長さが必要です。そしてお客様自身でダイヤルゲージの中のバネを抜く必要があります。

お客様が別途購入する商品について (ブラス製 / 必ず既読して下さい。)           

  • LR44またはCR2032のどちらかの電池が必要となります。万が一のためにボタン電池を用意して下さい。
  • ブラス製は9.5R、16R、フラットのいずれかの販売となり、製造会社に依頼をした商品となります。

注文用紙について

下記の便利ジグ Order Sheet(PDF)と同意書をプリントアウトし、自筆で氏名、住所、押印(シャチハタ不可)をして当工房まで郵送または配送して下さい。
また未成年者からの注文を防止するため注文するお客様の顔写真入りの身分証明書のコピーが必要となります。
配送料金または郵送料金はお客様負担となります。

現在同意書作成中ですので販売までにもうしばらくお待ちください。

注文用紙    同意書
 同意書  同意書

製造期間について(必ず既読して下さい。)

  • 製作期間は2週間前後ですが、全てハンドメイドとなりますので製造上による傷や欠け等があります。
    製品の傷や欠け等があった場合においても苦情や社会的な損害(金銭、時間等)に対しては保証対象外となります。
    また製品に神経質なお客様は購入しないで下さい。
  • 注文数により出荷が送れることがあります。
    この場合による苦情や社会的な損害(金銭、時間等)に対しては保証対象外となります。

注意事項(寸法や身体機能に係わる事等が含むので必ず既読して下さい。)

  • ブラスで製作したジグは9.5R(241.R)から15.5R(393.7R)または16Rくらいまで計測することは可能となりますが、178Rや184R等は計測は出来ませんので、この場合はアルミで製作したジグをお求めください。
  • ブラス製のジグの16R(406.8R)は16Rから20R(508R)くらいまで計測は可能となります。
  • ブラス製のフラットタイプはアコースティックギターやフォークギター等を対象としていますので、製造を中止する場合がありますのでご注意下さい。
  • 製作したアルミ製のジグは12平均律フレットのギターやベースの平均値での幅を計測してナットスロッティングベースを製作し、全てのR面に適合するようにナットスロッティングベースの底面にR面も製作していますのでST、TE、PB等の一般的なナット幅で一般的なナットの弦ピッチ幅で有れば測定可能です。
    ただしブラス製ジグにおいてギターナットのクリアランス(ナット側面から1弦までの距離とナット側面から6弦までの距離)が狭く、ナットの弦ピッチ幅が狭い場合は計測は出来ませんので注意が必要です。
    そのためアルミで製作するジグにおいては各種の弦ピッチに対応するためにエレキギター用では2種類、ベース用では2種類のナットスロッティングベースをご用意しています。
  • ギターでのナットのクリアランスは1弦側で3mmくらい、6弦側で4mmくらいです。
    ベースでのナットのクリアランスは1弦側で3.5oくらい、4弦側で4.5oくらいです。
  • 当工房が提供するエレキギター用またはエレキベースギター用のナットスロッティングベースは、ナットの弦ピッチ幅によって計測出来ない場合がありますので購入する前にJIS規格の150mmのスケールで計測してから購入して下さい。
                                                       注意事項として
    注文用紙に1フレットの指板から弦の上面までの距離も記載して下さい。
  • 製作するジグのギター用のナットスロッティングベースの幅サイズは2種類ありますので1フレットの弦と弦との幅と1フレットのクリアランスの測定を確認してから購入して下さい。            ナットスロッティングベースの商品寸法画像ナットスロッティングベースの商品寸法画像
  • 製作するジグのベース用のナットスロッティングベースの幅サイズは2種類ありますので1フレットの弦と弦との幅と1フレットのクリアランスの測定を確認してから購入して下さい。                                                                  ナットスロッティングベースの商品寸法画像ナットスロッティングベースの商品寸法画像
  • アルミや真鍮で製作したジグの一部は金属が薄く、またデジタルダイヤルゲージは精密機器となるため、急激な湿度、温度または衝撃により割れ、欠け、潰れ等が発生する場合がありますので、丁寧に管理して使用して下さい。
  • 身体に係わる注意事項(必ず既読して下さい。)
    当工房ではお客様の金属アレルギーについては把握出来ませんので、購入後による金属アレルギーが万が一発症した場合による身体的損害 による病院費用や社会的損害(金銭、時間等)等は保証対象外となります。
  • イモネジでデジタルダイヤルゲージを固定しますが、ノブボルトを強く押しあてるとダイヤルゲージが斜めになりますので弦に対して直角になるように調整して下さい。
  • ナットスロッティングベースを使用する時に金属製の弦になるべくナットスロッティングベース本体を接触させないように注意して測定して下さい。
  • アルミまたは真鍮で製作したナットスロッティングベースは安価に提供するために研磨は一切していません。加工中によるバリやささくれ等が発生している場合もありますので、お客様宛に製品が届いた場合、万が一バリやささくれ等がある場合400番程度のサンドペーパーでバリやささくれ等を取除いて下さい。
  • ナットスロッティングベースに取付けたデジタルダイヤルゲージは重く、ナットスロッティングベースは軽いのでバランスは悪くなります。そのため計測中は出来るだけナットスロッティングベースから手を外さないように計測し、万が一ナットスロッティングベース本体が落ちてもクッション等でギター周辺を保護して下さい。
                                                      注意事項
    ナットスロッティングベースがギターから落ちた場合は最悪ナットスロッティングベース本体の破損やデジタルダイヤルゲージ本体の故障が発生する場合がありますので、使用中は絶対にナットスロッティングベース本体をギターから落さないように注意して下さい。

ナットスロッティングベースの保証対象外について

  • 適正に使用し、適正に保管した場合でナットスロッティングベースが反ったり、割れたりした場合は交換保証いたします。ただし保証期間は商品到着後3か月以内といたします。
  • 以下の場合は保証対象外といたしますのでご注意下さい。
  • 1:ナットスロッティングゲージの一部の金属は薄く、デジタルダイヤルゲージは精密機器なので衝撃に弱く、落したり、壁にぶつけたりした場合等によりナットスロッティングベースの欠け、割れたり等した場合。
  • 2:購入したご本人や第3者によるナットスロッティングベースの改造した場合。
  • 3:高温多湿の高い場所で保管したり事によりナットスロッティングベースの反り、割れ、変形等した場合。
  • 4:炎天下の車、ストーブやエアコン等の吹き出し口付近等に保管した場合によるデジタルダイヤルゲージの反り、割れ、変形等した場合。
  • 5:寒暖差がある場所に持ち込んだ時によるナットスロッティングベースの反り、割れ、変形等した場合。
  • 6:ナットスロッティングベースを故意や不注意等により落したり、ぶつけたり等した場合。
  • 7:急激な温度、湿度にナットスロッティングベースを持ち込んだ時によるデジタルダイヤルゲージの反り、割れ、変形等した場合。
  • 8:フレットや弦に接触した時による経年変化によるナットスロッティングベースの摩耗による歪みが発生した場合。
  • 9:ナットスロッティングベースを寒冷場所に保管した場合による反り、割れ、変形等した場合。
  • 10:ナットスロッティングベース本体を無くしたり、盗まれたり等した場合。
  • 11:経年変化による損耗やデジタルダイヤルゲージに使用される消耗品部品については保証対象外となります。
  • 12:ナットスロッティングベース購入後のお客様の使用環境や保管方法等は把握出来ません。そのため如何なる災害事故(人身事故、災害事故等)及び社会的な損害(金銭、時間等)に対しては保証対象外となります。
  • 13:弦の材質の関係で1フレットと2フレットを押した時の各弦の測定値が約0.5mm前後の場合は測定が不可能な場合があります。この場合においての製品の保証は保証対処外となります。

保証期間について

Anazawa Guitars製造販売のジグの保証期間は3ヶ月間とさせていただきます。
当工房側による緩衝材や梱包の不具合や初期不良品による各ジグ製品の破損については当工房が責任をもって各ジグ製品を再製作補償いたしますが、補償を受ける場合は必ず梱包の封を開ける時または初期不良箇所をビデオ撮影による内容が無い場合は各ジグの再製作保証は一切ありません。
また各ジグ製品の再製作補償は無償でいたしますが金品による補償は一切ありません。
※保証・保守サービスを受ける場合には、各同意書の内容をよく読んだ上でお申し込み下さい。

アルミ製ナットスロッティングベースの金額について

  • ギター用5mm×2mmタイプ
    完成品オイルフィニッシュ塗装のみ 6,000円(税抜き)/デジタルダイヤルゲージ付10,000円(税別)    
    ギター用 4mm×2mmタイプ
    完成品オイルフィニッシュ塗装のみ 6,000円(税抜き)/デジタルダイヤルゲージ付10,000円(税別)
    ベース用 8mm×2mmタイプ
    完成品オイルフィニッシュ塗装のみ 7,000円(税抜き)/デジタルダイヤルゲージ付12,000円(税別)
    ベース用 7mm×2mmタイプ
    完成品オイルフィニッシュ塗装のみ 7,000円(税抜き)/デジタルダイヤルゲージ付12,000円(税別)

    不均等12平均律フレット ギター用5mm×2mmタイプ・ギター用4mm×2mmタイプ
    完成品12,000円(税抜き)

    金属製のナットスロッテイングベースは価格未定となりますので、もうしばらくお待ちください。

ブラスナットスロッティングベースの金額について

  • ギター用9.5R (241.3R)  14,000円(税抜き)                   

    ギター用16R(406.4R)14,000円(税抜き)

    ギター用フラット 14,000円(税抜き)

    金属製のナットスロッテイングベースは価格未定となりますので、もうしばらくお待ちください。

ナットスロッティングベースとナットスロッティングゲージガードの使用方法

  • お客様自身でダイヤルゲージを購入した場合によるバネの外し方の内容となります。
    デジタルダイヤルゲージの裏ブタをプラスドライバーで外し、デジタルダイヤルゲージのバネを外して下さい。そしてダイヤルゲージの軸を上下逆にした時にゼロ位置に戻っているか、ダイヤルゲージがスムーズに動いているか確認して下さい。
    なおダイヤルゲージ動きが悪い場合はプラスドライバーで左側の黒い所のネジ調整または軸のネジを調整するとスムーズに動きますが、まずは黒い方のネジを調整してスムーズに動くか確認して下さい。
    スムーズに動かない場合は、ネジ側のネジと黒い方のネジを同時に調整して下さい。
    なおバネはメーカーによって外し方が異なりますのでご注意下さい。                                                             ダイヤルゲージのバネの外し方の参考画像ダイヤルゲージ確認方法の参考画像ダイヤルゲージの確認方法の参考画像
  • ナットスロッティングベースの上面からデジタルダイヤルゲージを入れて側面からグリップノブボルトを回し入れてダイヤルゲージを固定します。
    ノブボルトを強く締めるとダイヤルゲージが斜めになりますので注意して下さい。              

    ナットスロッティングベースの商品イメージ
  • 弦を張る前に1フレットのフレットの高さを出来るだけ各弦の位置に合わせるように一度デジタルノギスまたはノギスで計測します。

    フレットの高さをデジタルノギスで計測する参考画像 デジタルノギスでフレットを計測後の数値の参考画像
  • ブリッジのR面の調整、ネック調整、指板エンドの弦の高さ調整等を行なってから弦を張りチューニングを出来るだけ正確な位置まで調整します。
  • 1フレットの弦の真上にスロッティングゲージのフラット測定子を置いて、その位置で0oボタンを押します。
    弦の揺れ、テーブルの振動等によりデジタルダイヤルゲージの数値は異なり、極僅かな振動で直に数値は動いてしまうので注意が必要です。
    ナットスロッティングベースの計測方法の商品イメージ
  • 写真に掲載されている方法でナットスロッティングゲージを指板に取付けた場合は、デジタルダイヤルゲージの重さで手前側に落ちる場合があります。
    特に1弦側と6弦側には絶対に写真の向き方向にデジタルダイヤルゲージを取付けないで下さい。
    写真と同じ向きにデジタルダイヤルゲージを指板に取付けて計測した場合はナットスロッティングゲージ本体が動きやすいので数値も安定しなくなりますのでご注意下さい。                       ナットスロッティングベースの間違った計測方法の商品イメージ
  • ギターのネック裏側(ネックグリップ側)に必ずネック台座を置きネックを支えて下さい。
    1フレットと2フレットを指で押すと略正確な位置の弦高を計測出来ます。
    出来るだけ弦の真上に測定子を置きたいが中が見えない為、何度かベース本体位置を極微小に動かして調整し、一番数値の高い値のみ紙に書いて下さい。
    0mm設定のボタンを押す時は測定していない弦を計測する時と弦の振動やベース本体が動いた時のみ0mm設定ボタンを押す必要があります。
    指板エンドの高さ調整、ネック調整、ブリッジの高さ調整等をしないで測定すると弦高位置は若干異なりますので注意して下さい。
    かなり古い弦での弦高測定と新しい弦での弦高測定では数値が異なりますのでご注意下さい。
  • ギターのゲージは0.042−0.009(1.07mmー0.23mm)で、写真に示すように1フレットと2フレットの弦を指で押さえると6弦で-0.50mm、5弦で-0.44mm、4弦で-0.36mm、3弦で-0.34mmとなります。この数値が3フレットの弦を押した時の1フレットと弦との幅(弦高)となります。
    測定したギターの場合の2弦と1弦は弦高が極限に近いくらい低いのでフラット測定子の自重の重みで正確に測定出来ません
    が一般的な低さであれば測定は可能です。
    計測が出来ない場合での測定方法を教えますので詳しくは下記を読んで下さい。
    実際に計測する場合は必ず1フレットと2フレットに指で弦を押さえながら計測して下さい。
    デジタルダイヤルゲージの数値はフレット計測子の自重が加わりますのであくまでおおよその数値となりますので0.01mm〜0.03mmぐらいの誤差がりますのでご注意下さい。
    稀に弦の材質または古い弦で弦高を測定した場合において測定値が0.5mm以下の場合において、測定が出来ない場合があります。   
    6弦の弦高
    ナットスロッティングベースの計測数値画像
    5弦の弦高
    商品イメージ
    4弦の弦高ナットスロッティングベースの計測数値画像 3弦の弦高ナットスロッティングベースの計測数値画像
                                                    
  • 測定が出来ない場合での弦高の測定方法のやり方について
    弦高が低い場合、弦が細い場合、ロックナット(稀)等は測定子の重さにより2弦と1弦は計測が出来ませんので測定可能とする方法を教えます。

    上記で測定した方法と同じように1フレットの2弦または1弦の弦の上面に測定子が真中に来るようにフラット測定子を置き、0ボタンを押し終わったら3Fを押さえて測定します。
    2:2弦の写真で示すと測定した数値は-0.15mmとなりました。
    3:弦とフレット上面との幅を計測する必要がありますので、2弦をナット溝から外し(ペグからは弦を外さない。)てナットスロッティングゲージで測定します。この時絶対に0ボタンは押さない(1と同じ0mm設定位置での使用で)で計測して下さい。
    4:弦とフレット間の幅は写真に示すように-0.49mmとなりました。
    5:弦とフレット幅が0.49mm-3Fを押さえて測定した数値0.15mmを引くと0.34mmの値となりますが、3Fを押した時にフラット測定子の重みで測定値を低く計測していることになりますので、0.02mm〜0.04mmくらいの数値を0.34mmから引く必要があります。
    略正確な計算は0.49mm−0.02mmー0.15mmとなりますので2弦の弦高値は0.32mmくらいの値となります。ちなみに1弦の数値は0.03mmで、1弦の底面と1フレットの上面の数値は0.35mmでした。
    そこから0.02mm〜0.04mmくらいの数値を0.35mmから引く必要があります。
    0.35mm-0.02mmー0.03mmとなりますので、1弦の弦高は0.3mmくらいの値となります。
           ナットスロッティングベースの計測数値画像 ナットスロッティングベースの計測数値画像

    一般的な1弦、2弦の測定方法では0.01mm前後の測定値の狂いとなります。この場合では特に1弦、2弦の弦高測定時のデジタルダイヤルゲージの数値はフラット測定子の重みが加わりますのであくまでおおよその数値となりますので、0.01mm〜0.04mmぐらいの誤差がありますのでご注意下さい。

    最後に
    ギターでは3フレットの弦を押した時の1弦の1フレットの弦高は0.3mm〜0.5mmくらい、6弦では0.5mm〜0.8mmくらいの弦高の幅が理想(指板Rやフレットの高さ等により若干数値は異なります。)とされています。
    ベースでは3フレットの弦を押した時の1弦の1フレットの弦高は0.7mm〜1mmくらい、4弦では1mm〜1.3mmくらいの弦高の幅が理想(指板Rやフレットの高さ等により若干数値は異なります。)とされています。
    下記のナットスロッティングゲージガードの隙間ゲージの厚さ設定をお読みください。
  • ナットスロッティングゲージガード等を利用した隙間ゲージの厚さ設定について

    デジタルストレートゲージをする時にトラスロッド調整で調整します。
    ナットスロッティングで計測する前に、トラスロッド調整、フレットすり合わせ、指板エンドの弦高調整、ブリッジのR調整等を行なった後にチューニングをしてナットスロッティングゲージで各弦の弦高を計測します。

    例えば1弦の1フレットの指板上面からのフレットの高さが1.23mm、デジタルスロッテイングゲージ計測での1弦の1フレットと2フレットを指で押さえた時の数値が0.55mmだといたします。
    デジタルスロッテイングゲージで計測した時の目標とする数値が0.3mmだとします。
    現在の合計となる数値は1.23mm+0.55mmとなりますので、1.78mmとなります。
    現在のナットスロッティングゲージの数値は0.55mmー目標とする数値0.3mm=0.25mmとなります。

    フレットの高さ+現在の弦高数値−目標とする弦高は、1.23+0.55−0.25=1.48mmの厚さの隙間ゲージを指板に載せてナット溝切ヤスリで削りますが、ギリギリまでナット溝を削るとビビり等が発生してしまう恐れがありますので、0.05mm〜0.1mmの隙間ゲージとフラット測定子の重み0.02mm〜0.04mmを加えた隙間ゲージを加えてナット溝ヤスリでナット溝を削って下さい。
    この参考例だと1.48mm+0.1mm+0.02mm=1.60mmで一度ナット溝切ヤスリで削って下さい。
    あくまでも参考値として割り出した数値で、各ネックによって数値は異なりますのでこれを参考としてナット溝切ヤスリとナットスロッティングゲージガードを使用してナット溝加工を失敗しても当工房では保証対象外となりますのでご注意下さい。                      
  • 各弦を計測してから1弦から6弦まで一通りナット溝切ヤスリで削ったら、弦を張りもう一度ブリッジのR調整、指板エンドの高さ調整等を行なった後、チューニングをして各弦の音を鳴らせビビりや弦高を確認して下さい。演奏時に予想よりも弦高が高い場合は、もう一度ナットスロッティングゲージガードを利用して削りますが、0.01mmー0.05mm前後の隙間ゲージの厚みを少なく調整して削って下さい。
    ギリギリまでナット溝を削りたい場合は、0.01mm毎の隙間ゲージで調整して弦溝を削って下さい。
    ただし指板Rやフレットの高さにより数値は異なりますのでナット溝の削りすぎにはご注意下さい。
    隙間ゲージにナット溝切ヤスリが接触したらナット溝切ヤスリでの加工はしないで下さい。
    必ずネック調整や指板エンドの弦の高さ調整等を行って下さい。
    これらの調整により極僅かですが弦溝の深さは異なります。
    あくまでも参考値として割り出した数値で、各ネックによって数値は異なりますのでこれを参考としてナット溝切ヤスリとナットスロッティングゲージガードを使用してナット溝加工を失敗しても当工房では保証対象外となりますのでご注意下さい。                                    ナットスロッティングゲージガードの商品イメージ                       

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