CNC Routerの組立てについて(ページ作成中）
組立て方法について。
１
ベンチトップテーブルの歪みを防ぐために中段位置にアルミフレームを取付けています。
この中段位置の上に移動するX軸のアルミフレームが固定されますので、アルミフレームの距離は注意して下さい。
なお全ての中段位置に取付けたアルミフレームの高さ位置は同じ寸法で取り付けて下さい。
アルミフレームで製作するベンチトップのテーブル面は必ずデジタル水平器を使用して0度になっているかを必ず確認して下さい。なお地面に凹凸があったり、斜めになっている場合は正確に計測出来ません。
ベンチトップの地面と接触するアルミフレームにはアジャスターパーツ（写真１）が取付けられていますので、地面に凹凸があった場合や斜めになっている場合には調整して下さい。
２
アルミフレームでベンチトップを組み立て終えたらテーブルの上面のアルミフレームとX軸用のアルミ板にマスキングテープを貼り、センターラインを罫書いて下さい。センターラインを罫書き終えたらアルミ板のセンターラインとアルミフレームのセンターラインを合わせてアルミ板をネジで固定して下さい。
X軸のボールネジナットにボールネジ用のナットハウジングブラケットの固定金具を取付けます。
そしてボールネジ用のナットハウジングブラケットの固定金具の底面と１０ｍｍ厚のアルミ板とを固定します。
１０ｍｍ厚のアルミ板は、移動するX軸のアルミフレームに固定するためにナットハウジングブラケットに固定されます。
３
リニアガイドレールをベンチトップテーブルの側面にネジで取り付けて下さい。
取付ける時には必ず二人以上で取り付けをして下さい。リニアガイドレールが取付け終わったらスムーズにリニアガイドが動くかを確認して下さい。
４
CNCルーターで起動するX軸のアルミフレームの表面に取付けるY軸のアルミフレームは、Y軸のボールネジを固定するためのアルミ板やリニアガイドレールを固定するためのアルミ板は、移動するX軸のアルミフレームの表面に取付けるY軸のアルミフレームに各アルミ板を取付けないで下さい。
アルミ板を最初に取付けた場合、X軸のボールネジを固定したアルミフレームに取付けるアルミフレームを固定する時に直角が出ません。
なおX軸のアルミフレームの表面に取付けるY軸のアルミフレームの下部接続部分には４方向からアルミ板や金属金具等で固定（写真参考）する必要があります。支点となる部分ですので固定はしっかり行って下さい。
５
写真３参照
ボールネジにY軸とZ軸の荷重を掛けるとボールネジが回り難くなります。
ボールネジが回り難くなるのを防ぐためにボールネジに荷重負荷を掛けないように中段位置のアルミフレームの上面と移動するX軸のボールネジを固定したアルミフレームの下面との距離の間に木材を挟みこみます。
同じ厚さの木材を左右に挟み込んだら、ボールネジを指で回した時にボールネジが重くなく、スムーズに動くことを確めて下さい。この位置でリニアガイドウェイとアルミ板を固定することでX軸はスムーズに動きます。
６
Y軸のアルミフレームを取付けたら必ず、デジタル水平器とデジタル角度計で0度になっているか確認して下さい。
アルミフレームにリニアガイドレールをネジで取付け、リニアガイドがスムーズに動いているか必ず確認して下さい。
７
リニアガイドにZ軸の表面側のアルミ板を１枚取付け、２０ｍｍ厚と１０ｍｍ厚のZ軸の上下のアルミ板と後方位置にアルミ板を取付ける為のM６のロングネジを取付けます。
次に後方位置のZ軸のアルミ板にY軸のボールネジ用のナットハウジングブラケットの固定金具とボールネジを取付けます。ボールネジの中心位置にZ軸のアルミ板を移動させて下さい。
そしてZ軸の後方位置に出っ張っているネジ位置に後方側のZ軸のアルミ板のネジ穴を差し込んでワッシャー、バネ座金、ナットで取り付けて下さい。
８
Y軸のボールネジを安定させるための１０ｍｍ厚のアルミ板をY軸の側面に取付けます。
９
Z軸にリニアシャフトとリニアシャフト用のシャフトガイドを取り付けます。
リニアシャフトの上下部分にはネジで固定出来るようにネジ穴加工されていますのでワッシャー、バネ座金、ネジで固定して下さい。
シャフトガイドの表側の位置はネジ穴が加工されている平面側ですので、向きには注意して下さい。
１０
Z軸のボールネジとボールネジ用のナットハウジングブラケットの固定金具を取付けます。
ナットハウジングブラケットとシャフトガイドが表面位置が平面になっているか必ず確認して下さい。
平面確認後にルーターマウント用のアルミ板を取付け、ルーターマウントを取付けます。
１１
ステッピングモーターとカップリングを取付け、各配線をし、CNCルーターコントローラーで移動テストします。
移動テスト後に問題がなければベンチトップにテーブルを取付け、Auto tool sensor等を取付け、ソフトウェアの設定後に完成となります。
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