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テンプレートからスルーネックギター製作について


                     
            

ギター製作について

下記にギターを製作するための動画を準備中です。もうしばらくお持ち下さい。
それまではギターの加工手順を読むことが出来ます。

Though-neck Guitar加工の順番について

  • 1:スルーネック材の全ての面を平面だし(全ての面が90度になるように)後、スルーネック材にセンターラインやスケールライン等を罫書き表面や側面に指板材の位置、ピックアップ位置、ボディ取り付け位置等をチャコペーパーやカーボンぺーパー等で木材に写し取り、ピックアップ、ネックポケットの位置を罫書いてください。
  • 2:STタイプ(段つきヘッド)のネック本体の加工は、トリマーでトラスロッド溝、ヘッド段差を掘った後、指板面とボディ本体との段差およびピックアップとピックアップ(ピックアップとピックアップとの間は側面側に掘ります。)との配線が通る部分をルーターで掘ります。

    ギブソンタイプ(角度つきヘッド)のネック本体の加工は、トリマーでトラスロッド溝を掘った後、指板面とボディ本体との段差およびピックアップとピックアップ(ピックアップとピックアップとの間は側面側に掘ります。)との配線が通る部分をルーターで掘ります。
  • 3:バンドソーや鋸等で側面や表面に写し取った余分な木材部分を切り(スルーネック材の厚みやネックグリップ等の厚みは木材に写し取った厚みより3〜4mm多く残します。)ます。ただしヘッドの外周ラインの横幅が足りない場合にはヘッド部分の外周は切らない。
  • 4:STタイプ(段つきヘッド)のネック本体の加工は、切り取った凹凸面をサンダーやサンドペーパー等で整え(スルーネック材の厚みやネックグリップ等の厚みは木材に写し取った厚みより2mm多く残します。)ペグ穴あけ(ボール盤のテーブル面に板を置いてから穴位置を調整しクランプで固定した後、ペグ穴を開けてください。)後、トラスロッドを入れてトラスロッド溝に木で蓋(接着剤で固着する。)をします。

    ギブソンタイプ(角度つきヘッド)のネック本体の加工は、切り取った凹凸面をサンダーやサンドペーパー等で整え(スルーネック材の厚みやネックグリップ等の厚みは木材に写し取った厚みより2mm多く残します。)ペグ穴あけ(ボール盤のテーブル面に板を置いてから穴位置を調整しクランプで固定した後、ペグ穴を開けてください。)後、トラスロッドを入れてトラスロッド溝に木で蓋(接着剤で固着する。)をします。
  • 5:ネック本体のヘッドの両側面とヘッド側面に貼り付ける木材を平面だし後、ヘッド側面に貼り付ける木材を必ずヘッド表面の面位置に合わせて接着剤で貼り付けクランプで固定します。ヘッド側面に取り付けた裏面側に突き出た木材を裏面の面位置まで削り、ペグ穴あけ(ボール盤のテーブル面に板を置いてから穴位置を調整しクランプで固定した後、ペグ穴を開けてください。)、ヘッド外周を切り取りヘッド側面の凹凸面をサンドペーパーでなくします。
    指板にフレット溝と指板R加工をした後、ヘッド裏の基準厚み位置までの削りと平面だし、ネック本体のグリップ加工後(ネックグリップの厚みは0.5〜1mm残す)、ネック本体のトラスロッドを逆反り平面だし(トラスロッドによっては逆反り平面だしを行わない種類もあります)後、指板とネック本体を木工用ボンドやニカワ等の接着剤で貼り合わせてクランプで固定します。
  • 6:指板が乾燥した後、ペーパーで拭取れなった接着剤を空研ぎペーパーで接着剤を取除きます。
  • 7:原型に近い状態までネックグリップを加工し、トラスロッド調整、指板すり合わせ後、フレットを打込み、フレットすり合わせ、ナットも取り付けボディ側の木材の両側面を平面だし後チャコペーパーやカーボンパーパー等で木材に写し取り、ピックアップ、ネックポケットの位置を罫書き、カッタウェイの箇所を切り取り、サンダーやサンドペーパーで基準位置まで削ります。
  • 8:ネック本体の側面とボディ側の両側面をもう一度平面だしした後、側面に貼り付ける木材を必ずヘッド表面の面位置に合わせて接着剤で貼り付けクランプで固定します。接着剤が固着した後、出っ張った裏面側のボディ材を削ります。
  • 9:もう一度スケールラインやブリッジをシャープペンやJIS規格の定規等で罫書き、専用のテンプレートでピックアップ、ブリッジ等をルーターで掘り、エルボーカットやバックカット等を鉋等で削った後ネック本体のネックグリップ完成後、ボディ本体とネック本体の生地調整に入ります。


























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