商品名 ナット溝加工ジグ
販売予定未定です。もう暫くお待ち下さい。
DIYによる従来のナット溝製作について
- 指板のフレット溝テンプレートとテーブルソーを使用してフレット溝と0フレットの溝を製作することは可能です。
角度付き用の指板は0F位置で切り落としますが、しかしながらフェンダータイプの角度無しヘッドのナットはヘッド方向に溝を広げないとナットが出来上がりません。
一般的なナット加工では定規で位置で合わせアクリル板、トリマー、ストレートビットを使用してナット溝を加工してもビットが多方向に動いたりして失敗する恐れがあり、失敗すると指板材が無駄になります。
ナット溝加工ジグの加工手順について(重要)
- 1:指板材の厚みの平面出をします。
- 2:指板のフレット溝テンプレートとテーブルソーを使用してフレット溝と0フレットの溝を製作します。
- 3:指板材をクランプで固定し手で指板材が動かないかを確認した後に0Fにシックスネスゲージを挟みます。例えばフレットソーの幅が0.58mmの場合、ナット溝に0.58mmのシックスネスゲージを挟みます。
- 4:シックスネスゲージの上面方向からナット溝加工ジグの選択した溝径(加工するビットの径)を置いてナット溝内側の側面とシックスネスゲージの側面を合わせ隙間が無いか確認します。
- 5:ナット溝加工ジグを取外し指板表面のナット周辺に両面テープを貼り、ナット溝加工ジグをもう一度置きます。この時シックスネスゲージの側面とジグ内側側面が接触していることを確認し、側面同士に隙間が無いかも確認します。そしてジグも手で動かないかを必ず確認して下さい。
- 6:シックスネスゲージを0Fから取外し、加工する径のルータービットをトリマー本体に取付け、ナット溝加工ジグの選択した溝の上にトリマーを置き深さ調整をして加工します。この時にナット溝加工ジグの素材がMDFの場合はルータービットを選択し、塩ビ板を選択した場合はプラスチック専用のエンドミルを選択して加工して下さい。また加工する時に例えばナット幅が42mmで加工する場合は45mm〜50mmくらいの幅で加工するようにお勧めいたします。
- 7:加工が終了したらナット溝にナット本体を嵌めてピッタリ嵌っているかを確認して下さい。
- 8:ぴったりナット溝にナット本体が嵌っている場合はジグを取外して下さい。深さが足りない場合はもう一度加工をし直して下さい。
- 9:次回加工する前に0.58mmでフレット溝を加工した場合は必ず板板に0.58mm専用と記載をして下さい。
ナット溝加工ジグの次回以降の加工手順について(重要)
- 1:指板材の厚みの平面出をします。
- 2:指板のフレット溝テンプレートとテーブルソーを使用してフレット溝と0フレットの溝を製作します。
- 3:指板材をクランプで固定し手で指板材が動かないかを確認した後に0Fにシックスネスゲージを挟みます。例えばフレットソーの幅が0.58mmの場合、ナット溝に0.58mmのシックスネスゲージを挟みます。
- 4:1回目に溝を加工した時にナット溝加工ジグの中央付近がトリマービットによって削られていますので、シックスネスゲージの上面方向からナット溝加工ジグの選択した溝径(加工するビットの径)を置いた時にナット溝内側の両側面とシックスネスゲージの両側面とを合わせ隙間が無いか確認します。
- 5:ナット溝加工ジグを取外し指板表面のナット周辺に両面テープを貼り、ナット溝加工ジグをもう一度置きます。この時シックスネスゲージの側面とジグ内側側面が接触していることを確認し、側面同士に隙間が無いかも確認します。そしてジグも手で動かないかを必ず確認して下さい。
- 6:シックスネスゲージを0Fから取外し、加工する径のルータービットをトリマー本体に取付け、ナット溝加工ジグの選択した溝の上にトリマーを置き深さ調整をして加工します。この時にナット溝加工ジグの素材がMDFの場合はルータービットを選択し、塩ビ板を選択した場合はプラスチック専用のエンドミルを選択して加工して下さい。また加工する時に例えばナット幅が42mmで加工する場合は45mm〜50mmくらいの幅で加工するようにお勧めいたします。
- 7:加工が終了したらナット溝にナット本体を嵌めてピッタリ嵌っているかを確認して下さい。
- 8:ぴったりナット溝にナット本体が嵌っている場合はジグを取外して下さい。深さが足りない場合はもう一度加工をし直して下さい。
トリマービットのテンプレートガイドの注意事項について(重要)
- テンプレ−トガイド本体を送っていただかないとナット溝加工ジグの製作は出来ません。
お客様がジグを購入したい場合はテンプレートガイド本体を当工房まで郵送または配送して下さい。
使用しているテンプレートガイド本体径は10mmですが、デジタルノギスで計測すると10.02等と個体によりそれぞれ異なりますので、それに合わせた加工形状が必要です
- お客様が使用している丸鋸刃またはフレットソーの溝幅を教えて下さい。
- MDFで製作したナット溝加工ジグの経年変化や両面テープが強力すぎてMDFの裏面の剥がれ等またはMDFや塩ビ板での加工中による溝の種類の間違えやビットの間違え等によるジグの破損等が発生した場合はナット溝の破損、怪我等の恐れがありますので絶対に溝加工しないで下さい。
- テンプレートガイドの丸径の長さは、3mmのアクリル板や3mmの塩ビ板を置いた時にテンプレートガイドが出っ張たり、木に引っ掛かったりしないテンプレートガイドの丸径の長さが必要です。
そのためテンプレートガイドの丸径の長さを事前にお客様側で削る必要があります。
またテンプレートガイドの丸径の長さが短いと使用不可になりますのでご注意下さい。
- テンプレートガイドの丸径の長さは、サンダーの機械で削り、鉄工用ヤスリ等でバリを取除いた後にテンプレートガイドをトリマーに取付、3mmのアクリル板の溝の上に置いて調整をするとうまくいくと思います。
注文用紙について
下記の便利ジグ Order Sheet(PDF)と同意書をプリントアウトし、自筆で氏名、住所、押印(シャチハタ不可)をして当工房まで郵送または配送して下さい。
また未成年者からの注文を防止するため注文するお客様の顔写真入りの身分証明書のコピーが必要となります。
※配送料金または郵送料金はお客様負担となります。
注文用紙 |
同意書 |
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ナット溝加工ジグの金額について
- MDF板ジグ+説明書 Price: 3.000円( 税別)
- 塩ビ板ジグ+説明書 Price: 4 .000円( 税別)
製造期間について(必ず既読して下さい。)
- トリマーのテンプレートガイドの溝加工の計測と溝加工の仮加工を行なった後に製作に移行します。
そのため製作期間は2週間ー4週間前後発生します。
また全てハンドメイドとなりますので製造上による傷や欠け等があります。
製品の傷や欠け等があった場合でも苦情や社会的な損害(金銭、時間等)に対しては保証対象外となります。
なお製品に神経質なお客様は購入しないで下さい。
- 注文数により出荷が送れることがあります。
この場合による苦情や社会的な損害(金銭、時間等)等に対しては保証対象外となります。
ナット溝加工ジグのナット溝幅と材質について
- 一枚のナット溝加工ジグの溝幅は2mm、2.5mm、3mm、3.2mm、3.5mm、4mm、5mm、6mm、6.35mmのナット溝幅を加工出来ます。
- 一枚一枚注文毎に製作していますので、その他のナット溝幅の加工も可能です。
- 材質は薄いMDFまたは塩ビ板のどちらかとなります。
- MDFは塩ビ板に比べて素材が柔らかく、トリマーの取付けに方法によっては消耗度が早くなりますのでご注意下さい。ただし塩ビ板に比べて加工がしやすく、若干ですが金額が安くなります。
別途購入する商品について
- トリマー、トリマービット(2mm、3mm等)、両面テープ、シックスネスゲージ、指板材、クランプ、マスク、防塵眼鏡、イヤーマフ(耳栓)は別途必要です。
保証や注意事項について (必ず既読して下さい。)
- ※指板製作ジグを使用する前に必ずドラムサンダー等で指板の厚み調整をして下さい。
- ※ジグの溝にトリマーのテンプレートガイドがピッタリ嵌っていることを必ず確認して下さい。
テンプレートガイドにトリマーのテンプレートガイドが嵌っていない場合ジグが破損する場合がありますのでご注意下さい。
- ※ジグの溝はトリマーのテンプレートガイドの径とピッタリ合うように溝が加工されています。そのためトリマーを動かした時は少し硬いと思いますが加工する時はゆっくりトリマーを動かして下さい。
- ※指板材とネック材とを接着剤で貼り合わせてからのナット溝加工は推奨しません。
必ず指板材本体のみでナット溝加工ジグを使用して下さい。
指板材とネック材とを接着剤で貼り合わせて使用した場合の再修理や再製作の保証はありませんのでご注意下さい。
- ※指板R加工された指板材には本ジグは使用することは出来ません。
- ※機械を動かしている最中はルータービットに手を触れないように気をつけて作業して下さい。
- ※機械を動かしている最中は、近くに人がいないか確認してから作業して下さい。
- ※必ず機械を動かしている最中には、粉塵マスクと粉塵用メガネをして下さい。
- ※木材、パーツ等の変更によって価格が異なる場合があります。事前にお確かめ下さい。
- ※ジグに慣れるまで時間が掛かります。指板を失敗した場合または怪我等はお客様の自己責任となります。
- ※ナット溝加工ジグ購入後のお客様の使用環境や保管方法等は把握出来ません。そのため如何なる災害事故(人身事故、災害事故等)及び社会的な損害(金銭、時間等)に対しては保証対象外となります。
お問い合わせ先
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