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Guitar Neck poket&Neck templet Set

STタイプ/TLタイプ/7弦タイプのネックポケット&ネックテンプレート

ネック本体とネックポケットを加工するためのテンプレートです。
Fe○derと同じ寸法ではありませんのでご注意下さい。
※一体型のネック本体は製作することは出来ません。

ネック本体を加工する道具について

本加工の工具はルーター本体またはトリマー本体、12mmルータービット、6mmまたは5mmストレートビット、電気ドリル、ボール盤(ネックエンドからトラスロッドにレンチ調整する場合)、サンダー、バンドソー、ドリルビット、クランプ、両面テープ等が必要です。

ギターネック本体のテンプレートサイズについて

STタイプのネック本体のサイズの変更(実寸サイズやスケールの変更等)が無い場合、スケールサイズは648mm、22F、ナット幅42mm(アクリル板の場合38mm、木板の場合実寸サイズ)、ネックエンド幅56mm(アクリル板の場合52mm、木板の場合実寸サイズ)、ネックエンドRは127R、最終フレットからネックエンドまでの距離は9mmとなっております。
ルーターで加工すると最終フレットからネックエンドまでの距離は11mmとなります。


TLタイプのネック本体のサイズの変更(実寸サイズやスケールの変更等)が無い場合、 スケールサイズは648mm、ネック幅42mm、ネックエンド幅56mm、最終フレットからネックエンドまでの距離は9mmとなっております。
ルーターで加工すると最終フレットからネックエンドまでの距離は11mmとなります。

7弦タイプのネック本体のサイズの変更(実寸サイズやスケールの変更等)が無い場合、スケールサイズは648mm、ネック幅48mm、ネックエンド幅65mm、最終フレットからネックエンドまでの距離は7mm、フレット数は24Fとなっております。
ルーターで加工すると最終フレットからネックエンドまでの距離は9mmとなります。

アクリル板の場合には、ルーターテンプレートの加工が必要となり、3mm以下までルーターテンプレートを加工する必要があります。なおアクリル板で加工すると、ナット幅42mm、ネックエンド幅56mm、最終フレットからネックエンドまでの距離11mmとなります。
木材の場合には、実寸サイズとなりますので、ベアリング付きのストレートビットやフラッシュビット等が必要となります。なお木材のテンプレートの場合の厚みは約12mmのMDFを使用しています。
ネック本体のジグには、意匠やデザイン上の都合によりヘッド部分は含まれておりません。
6連タイプのペグ穴開けのジグは付属しております。ただしロトマチック(穴寸法10.2mm径のみ)
ネック厚のジグはペンで側面を罫書きのみ使用して下さい。
最終的にネック本体全体をサンドペーパーで生地調整します。生地調整すると木材全体が削れてしまうためネックポケットに嵌合した時に丁度よく収まるようにネック本体全体は加工した時に約0.2mm(計0.4mm)大きくしていますのでご注意して下さい。
なお実寸サイズも可能ですので、ご注文時に申し出てください。

ギターペグ穴専用ジグとヘッド形状について

ペグ穴専用ジグには10.2mm径の6個の穴が開いたジグとなりますが、ヘッド外周はありませんのでご注意下さい。
なおヘッド外周形状が必要な場合は、実寸サイズで紙またはイラストレーターあるいはCADで図面(センターラインとネジ穴は必ず必要です。)を書いて下さい。

穴を開ける時は必ず新しい木板をボール盤のテーブルに置き、ネック本体のヘッドを新しい木板の上に置いた後、クランプで材料を固定してから穴を開けて下さい。
6個の穴は必ずセンターラインを罫書いてから穴を開けて下さい。
紙でギターヘットを罫書く場合、寸法を記載して下さい。

ヘッドの加工をする場合には、別途2,000円必要となります。

ネックポケットについて

STタイプ、TLタイプ共にネックポケットサイズの変更が無い場合、ネックポケットのサイズは56mm幅で長さは78mmとなるように設計してあります。
テンプレートは3mm厚となります。

7弦タイプのネックポケット ネックポケットのサイズサイズの変更が無い場合、は65mm幅で長さは78mmとなるように設計してあります。
テンプレートは3mm厚となります。

ネックポケットは、ルーター本体を使用し、12mmのルータービットで18mm〜20mm掘り下げるようにルーターを設定して下さい。
ネックポケットの加工はネック本体の厚さによって異なります。
ルーター本体に取付けているルーターテンプレートガイドは3mm以下に削って下さい。

トラスロッドについて

トラスロッド加工専用のジグは通常の湾曲型のトラスロッド(フェンダー・ギブソンタイプ)と直線型のトラスロッドタイプ(アイバニーズ等)の2種類の中から1点選択して下さい。
トラスロッド加工専用のジグは、ビス(湾曲型)または両面テープ(直線型)で固定した後、トリマーで加工します。
トラスロッドレンチを差すためのアクリル板ジグが2枚付属(角度付き、角度なし)します。
※1参照して下さい。)

トラスロッド湾曲型、直線型の内一点しか付属しません。
別途購入する場合には、2.000円(税別)掛かります。

トラスロッドジグは1点しか付属しません。
トラスロッドの加工には、トリマーのルーターテンプレートガイドの外径10mmで製作しております。
スケールのサイズを短くする場合は、トラスロッドジグに板止めを使用することで624mmまで対応出来ます。
板止めは本体には付属しておりません。お客様側で用意して下さい。

トリマーのルーターテンプレートガイドは3mm以下に削って下さい。
※1:当工房ではお客様が使用するトラスロッドやトラスロッドレンチを挿す箇所のサイズが判らない為、トラスロッドのサイズ、ナット、角ワッシャーまたは丸ワッシャーを埋め込むための加工テンプレートの実寸サイズ(ワッシャーは横幅、ナットは厚さ、長さ)を教えてください。実寸サイズより2mm大きいサイズで製作させていただきます。
お客様が使用するサイズに合わせてテンプレートを製作させていただきます。

ベース用のトラスロッドはありませんのでご注意下さい。


ジグの変更について

フレット数は22Fのネック本体となりますが24Fから29Fまでのスケールサイズの製作も可能です。
ただし648mmは21Fから29F、635mm22Fから27F、628mmと624mmは24Fまでとさせていただきます。
24Fまでは、別途1200円(税抜き)別途掛かります
635mm、648mm27F 別途1500円(税抜き)別途掛かります。
648mm29F 別途2000円(税抜き)別途掛かります。

ネックエンド幅とナット幅の変更も可能です。
ナット幅は38mmから45mm、ネックエンド幅は55mmから57mmまでとさせていただきます。
変更する場合の金額は一律1500円(税抜き)別途かかります。

実寸サイズの場合、アクリル板テンプレートではなく木材となります。
その場合一律別途2000円(税抜き)掛かります。

ネック本体の加工について

1:ネック本体にセンターライン、トラスロッド溝幅、ナット幅、ヘッド形状、ネック外周、ペグ等を罫書きます。
必ずネック本体の厚みはサンダー等で平面出しをして下さい。

2:ネック本体に罫書いたセンターラインから左右5mmずつ直線と7F位置を罫書きます。
湾曲専用のトラスロッド加工専用ジグの場合
ネック本体に罫書いた7Fの位置にトラスロッド加工専用のジグに罫書いた7Fを合わせながらトラスロッド加工専用の内側の溝を左右5mmずつ罫書いた片側の線に合わせてビスで固定した後、ジグ溝に10.2mm厚の角棒またはドリルビットを溝に差込んでからもう片側のビスを固定して下さい。
メイプル等の硬い木材はビスの寸法より0.2mm小さいドリルビットで穴あけを行ってください。マホガニー等の柔らかい木材は穴あけ寸法より0.4mm小さいドリルビットで穴あけを行ってください。寸法が異なって穴あけした場合ネジが中折れし木材に埋まってしまうことやネジ穴がブカブカになりネジが締められないことがあります。

直線専用のトラスロッド加工専用ジグの場合
ネック本体に罫書いたセンターラインから左右5mmずつ直線と7F位置を罫書きます。直線専用のトラスロッド加工専用ジグの場合には、ネック本体に罫書いた7Fの位置にトラスロッド加工専用のジグに罫書いた7Fを合わせながらトラスロッド加工専用の内側の溝を左右5mmずつ罫書いた片側の線に合わせて両面テープで固定した後、ジグ溝に10.2mm厚の角棒またはドリルビットを溝に差込んでからもう片側の両面テープを固定して下さい。

3:トラスロッドの厚さや種類によって、トラスロッド溝加工の幅や深さまたはルータービットの種類が変わります。
トラスロッドは購入したメーカーに深さや加工方法をお問い合わせて下さい。
またトラスロッドの溝はトリマーを使用し、ルータービットの刃幅6mmまたは5mmを一般的(トラスロッドの種類によって異なる。)に使用いたします。

4:ネックエンドにトラスロッドのナットと角ワッシャーまたは丸ワッシャーを埋め込むための加工テンプレート取り付け、トリマーで加工し、ボール盤でネックエンドに穴を開けます。

5:ペグ穴専用の金属ジグをネック本体に罫書いたペグ穴位置とヘッド外周に合わせてボール盤のテーブルにクランプでヘッドとペグ穴専用金属ジグを固定してペグ穴を固定して下さい。

6:ヘッドに罫書いた内側の線を削らないようにしながら6弦ペグから10mm辺りまで段差加工をします。通常5mm〜6mm掘ります。

7:アクリル板テンプレーを両面テープで貼り付けて、トリマー、ルータービットを使用してナットからネックエンドまで外周を加工します。慎重に加工して下さい。
※この時アクリル板テンプレートと同じ厚さのアクリル板をネック本体の横に貼り付けると安定します。

8:ヘッドをバンドソーや鋸で切り、ヘッド外周をサンダーやペーパーで整えてください。トラスロッドに蓋(トラスロッドの種類によって製作しないのもある。)を製作し接着剤で蓋をクランプで固定します。

9:指板のナット溝、フレット溝等を加工し、ネックグリップは規定値(お客様で決めた厚さ)より0.5mm厚く製作をして下さい。

10:ネック本体の指板接着面を逆反り平面だし(トラスロッドによって異なる。)をして、ピンで指板をネックに固定して指板を貼り付けるためのジグを使用してクランプで固定します。

10:接着剤が硬化したらクランプを取外し、ヘッドと指板を丸く加工します。

11:トラスロッド調整してネックの直線が出ているか確認した後、指板平面だしをした後、フレットを打込みます。

12:もう一度トラスロッド調整してネックの直線が出ているか確認した後、ネックグリップを規定値まで加工します。

13:ナットを加工して接着剤で取付け、ペーパで生地調整した後、ネックポケットに嵌合しながら調整します。
※生地調整は塗装の種類によって調整の仕方が異なります。


注意事項

  • テンプレートを使用した事による万が一の怪我または加工した時の寸法の誤差等が発生した場合においても当工房では一切責任を負いません。
    テンプレート使用する事前に捨て板に試し掘りをしブリッジやPU等を入れて確認して下さい。
    怪我についてはギター製作をするお客様ご本人の自己責任となりますのでテンプレートを購入する際には必ず同意書に署名、捺印(シャチハタ不可)し当工房まで郵送して下さい。
    郵送料金はお客様負担となります。
  • 必ずテンプレートを購入する前はテンプレート使用時の注意時事項を読んで下さい。
  • 商品は受注生産品となります。完成までに1週間前後いだだきます。
    ※受注数により生産が遅れることがあります。この場合にはお客様にご連絡をいたします。
  • テンプレートを購入する際の同意書と注文用紙はこちらから取得してください。

お問い合わせ先

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