木材について
当工房で使用するネック材と指板材においては、様々な木材そ使用してネック材や指板材の製作をいたします。
Body material
ボディ材におきましては近年様々な木材が販売されており、国産の木材と外国産の木材のどちらかを使用してボディ材として使用いたします。
当工房ではお客様が使用したい木材を国内外問わず探し出すますので一度お問い合わせいただけたら幸いです。
なお1枚板の場合は、大変貴重な木材となりますので高額となりますのでご注意下さい。
Neck Material
基本のネック材はハードメイプルとマホガニーの2種類をギターには使用いたしますが、当工房では2種類以外の木材でもネック材を取扱っています。
現在当工房でも使用可能な木材としては
タモ、ホワイトオーク、サペリ(重い)、ニヤトー、チーク、欅(けやき)、ゼブラ、花梨(かりん)等があります。
ただしタモ(板目と柾目がある。)以外の木材は板目となりますのでご注意下さい。
また近年の南米でも使用されているネック材としては、アマゾンジャラ、イペ、ウリン、セランガンバツ、イタウバ、タイガーウッド等もギターに使用されているようです。
これらの木材は広葉樹ですがハードメイプルよりも硬質な木材となりますのでギターを倒した場合には衝撃に弱いので欠けや割れ等が発生する場合もあります。
さらに一部の木材(イペ材等)には、アレルギー症状を発症する場合もありますので十分ご注意下さい。
アレルギー症状が出なくなるようにするには完全にラッカー塗装やウレタン塗装する必要があります。
なおオイルフィニッシュで塗装する場合には年に2度ほど手入れが必要となり、手入れを怠ると木口にひび割れが発生しやすくなりますのでご注意下さい。
Fingerboard
指板材はmaple、Rose wood等が中心木材としてよく使用されますが当工房では様々な木材を使用していただきたいため様々な指板材も取扱っております。
例えば
Blackwood(コーヒー色)、Cherry Blossom wood、 Indonesia sono keling wood、Jotoba
wood、Granadillo wood、North American tiger grain black walnut、padauk、Taiwan
koa grain acacia wood、Parple core wood、purple heart等
ただしBlackwood、Cherry Blossom wood、 Indonesia sono keling wood、Jotoba wood、Granadillo wood、North American tiger grain black walnut、padauk、Taiwan koa grain acacia wood、Parple core wood等は日本国内または海外木材メーカーで出回っている数量が少ない為、取寄せ迄月日が掛かる場合がございます。
近年の指板材には、アマゾンジャラ、イペ、ウリン、セランガンバツ、イタウバ、タイガーウッド等もギターに使用されているようです。
これらの木材は金属に近いくらい硬質なので経年変化による弦の影響で指板面に凹凸が出来にくい反面、年に2回程手入れを怠ると指板面にひび割れが発生しやすくなりますのでご注意下さい。
また指板材の入手が困難となった場合にはお客様には大変お手数をお掛けいたしますが指板材の変更をお願いする場合がありますのでご注意下さい。
この場合は類似する木材をお客様宛にメールで送信をいたします。
なお上記の木材につきましてはすべて500mmまたは520mmまでの木材となっていますので、ベース用の木材やロングスケール木材等では使用出来ませんのでご注意下さい。